健康

歯石除去について学ぼう!

口の中の健康を保つために、歯石除去はとても大切です。

歯石は歯ブラシでは取り除くことができないため、歯科医院で除去をする必要がある。

 

歯石除去に伴う痛みやその対処法について解説する。

処置のメリットやデメリットについて解説する。

 

歯石取りでの痛み

処置自体に痛みを伴うことはない。

口の中の状態によっては、処置中や処置後に痛みを感じることがある。

 

歯石取りで痛みを感じる原因として、次のようなことがある。

 

歯茎が腫れている

歯石についている細菌が原因で、歯茎が炎症を起こして腫れることを歯周病と言う。

歯周病によって歯茎が腫れていると、歯石除去処置の時に痛みを感じることがあります。

 

日頃から歯゙丁寧にケアをして、歯茎の腫れを抑えておくことが大切です。

 

歯石の量が多い

歯石はそのままの状態で時間が経つほど量が増えて、より固くなる。

量が多くて固い歯石は、それだけ取り除くのが困難になる。

歯石がやわらかいうちに処置をすると痛みが少ない。

目安として3~4ヵ月に1回のペースで歯石を取るようにする。

 

歯茎が下がっている

加齢や歯周病によって歯茎が下がると、歯周ポケットに歯石が入り込んでしまう

 

歯の根元は神経が集中しているため、治療の痛みにも敏感にな゙る。

歯周ポケットにある歯石を取る場合、歯茎に麻酔を打って歯石除去をすることもある・

 

歯石取りの痛みの対処法

歯茎の出血や痛みは2~3日で落ち着いてきます。

処置前にやっておくケア方法や、処置後に痛みが起きたときの対処法を説明する・。

 

 

処置前のケア方法

処置前のケア方法としては、歯石ができないように毎日のセルフケアが大切になります。

 

歯磨きを丁寧にすることで、歯茎を良い状態に保つた。

丁寧な歯磨きは。むし歯や歯周病の予防にもつながる

3ヵ月に1回は歯科医院でクリーニングを受けるようにする

歯科医院でのクリーニングで、歯ブラシでは届かないところも綺麗にできる。

 

歯石取りの際に痛みが想定されるようであれば、事前に歯科医師へ相談する。

処置時の対策として処置する歯の本数を調整したり、麻酔をかけて処置をしたりできる。

 

治療後の対処法

歯石に覆われていた所がむき出しになり、冷たいものをはじめ刺激に敏感になる。

痛みが治まるまでは刺激物は避けるようにする。

 

歯茎の腫れや出血が気になる場合、毛が柔らかい歯ブラシで優しくブラッシングする。

歯の表面への刺激を神経に伝わりにくくする成分が含まれている知覚過敏用の歯磨き粉を使う。

歯石を取るメリットとデメリット

歯石を取るメリットとデメリットとして、次のようなことがあります。

 

歯石取りのメリット

むし歯予防や歯周病予防になる

歯石には歯周病菌などの細菌が多くついているので、取り除くことによって、 むし歯や歯周病を防ぐことができる・

 

口臭が改善される

歯石を放置しておくと、歯石に付着している細菌から口臭の原因になるガスが放出される。

歯石に付着した細菌から歯茎が腫れ、膿が出ることにより臭いが発生する。

歯石を取ることで、これらの口臭トラブルも改善される。

 

歯茎からの出血が治まる

歯茎が腫れていることから、歯磨きのたびに出血している人もいる。

歯石が取り除かれることで歯茎の腫れが収まり、歯茎からの出血も抑えられる。

 

歯石取りのデメリット

処置後に痛みがある。

処置後に一時的な痛みを感じることがある

 

歯石除去についてのまとめ

長く健康的な歯でいるために歯石除去処置はとても大切です。

歯石取りのクリーニングは3ヵ月に1回が理想的です。

毎日の歯磨きだけではなく定期的に歯科医院でクリーニングを受けることで、口の中の健康を守ることができる。

歯石取りに不安がある方、歯石除去後の痛みが引かない方は歯科医院へ相談する。

 

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